参考書籍:交通事故!遭ったらすぐに役立つ本  │  加害者・被害者のための交通事故完全対応マニュアル新版

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被害者として困った - 対人

追突事故で怪我をしました。加害者に治療費の連絡をいれましたが、保険会社に任せてあるからと言って電話を切られました。当然、お見舞いにもきません。本当に完治できるのか心配です。
  1. 最近、損害賠償が叫ばれるなかで、それとは逆行して道徳上の観念が失われてきている様に思われます。交通事故を起こしたにもかかわらず、保険会社に任せているからと謝罪の言葉も無い。というのが見受けられます。
  2. 交通事故の加害者には、賠償責任を果すという民事上の責任、行政許可である免許証への処分を行う行政上の責任、道路交通法が適用される刑事上の責任、謝罪やお見舞いといった道徳上の責任、の4つがあります。
  3. 保険会社は、あくまで事故の賠償の部分を代行するものであって、人道上、道徳上の代行をするものでは無いと思料します。加害者は、被害者に誠意をもって謝罪するなどの行為があれば、無用のトラブルは避けられるものです。
  4. 今回の場合、加害者の誠意ある対応が早期の解決方法と思われます。その対応の無い時、保険会社の担当者に相談されることも1つの方法と思われます。

執筆者:サイト総合保険事務所

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