1. 事故にあった当地の病院の診断書を持参して、地元の病院に、事故によるけがである事、遠距離の為、治療が困難である事など説明し治療を継続することは可能であると思料します。
2. また、相手側が任意保険に未加入であり、遠距離にて面会する機会ができない事などを考えると金銭の授受が非常に困難であると思料しますので、自賠責保険の被害者請求をすることを第一番に考えることが良いのでしょう。
3. 自賠責保険を請求する前に、自分の健康保険を使用して治療に関する支出の軽減を行う事が大切です。また、加害者側から治療費などの損害賠償金を受ける事が困難と判断される場合、または、治療経過の中で自費での治療費負担が困難と認められる場合など自賠責保険に対して内払金請求・仮渡金請求などの方法を取る事も考える必要があります。
4. 健康保険を使用する場合、健康保険証の発行先である市区町村の健保窓口や各社会保険事務所等において「第三者行為による被害届」など書類を提出する必要があります。また、この書類に添付する資料の1つに人身事故証明書がありますが、これは、遠距離といえど事故発生場所を管轄する自動車安全運転センター宛に、郵便局から手数料600円支払って申し込みをしておくと自宅住所まで郵送されます。
   自賠責保険請求に必要な書類一式については、保険事務所、各保険会社などに常時備え付けられていますので、記入方法をはじめ相談することが良いでしょう。

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