参考書籍:交通事故!遭ったらすぐに役立つ本  │  加害者・被害者のための交通事故完全対応マニュアル新版

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保険会社の対応に困った

事故当初Aという担当者でした。いつの間にかBという担当者に変更になっていました。また、最初から説明を求められ、事故より数ヶ月経過しましたので、事故状況が不鮮明です。こういう説明で良いのでしょうか。
  1. 事故の発生報告をお客様より受付けると通常は、保険会社の事故サービスの統括者から、地域別、物損事故、人身事故の区別等により担当者が決められます。その中には、ベテランも居ますし新人もいます。新人には、研修を兼ねてベテラン社員が数ヶ月間付き添い、年に幾度となく集合研修・勉強会などで知識・技術・話法など様々な専門課程の修得に時間をかけて学ばせています。しかし、どこの社会にも居るように、確かに頭脳明晰と認められるものの社会道徳の欠落している者、処理能力に欠ける者など不適任者がいることは確かです。このケースのような場合、少なくとも契約者または事故の当事者に、担当の移動・変更など一報を入れる配慮が必要ではないでしょうか。交通事故の場合、はじめて体験するお客様や事故発生に伴ない藁をもつかむ心境にて相談してくる当事者ですから、担当者になった場合には、その心境をいち早く察知して処理に当るべきであると思料致します。
  2. また、担当者が移動・変更になったとしても事故の報告や経緯については、書面上に残されております。というのも、事故の受付から処理の経過については、事細かに何時・何処で・誰と・どのように会話・行動により対処しているか記載されており定期的に統括者の確認を受ける事になっている為、前担当者の記録を無視する事は有りませんので、新担当者からの連絡に関しては、再確認や記録上不明な点等の聞き取りの意味での連絡であるように思料致します。また、数ヶ月の期間経過により不鮮明となった部分についても初期の記録が残っていますので心配は無いと思料致します。

執筆者:サイト総合保険事務所

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